スイート☆ライン (電撃文庫)作者: 有沢まみず出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/05/10メディア: 文庫 面白かったです。「声優さんが好き」という感情は理解できなかったのですが、楽しめました。作中で正午が言っていたとおり「声優さんの存在を知るのって、マスコット人形の中の人を見るようなもの」で、なんか、幻滅してしまうのです。小学生くらいのころ、声優さんの存在を知って、ちょっとショックだったことがあるんです。「サザエさんに出てくる波平やカツオの声って、実在する波平やカツオが喋っている」と思っていたんです。それが、声優という職業の、波平やカツオじゃない人が喋っていると知ったとき、なんだか悲しかったんです。そういう思い出があるからかどうかは分かりませんが、僕は、声優さんが好きというのは、無いんです。『アイドルマスター』の如月千早のCDは買っても、その声優さんが出演