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雪蟷螂に関するhobo_kingのブックマーク (18)

  • ライトノベル読もうぜ! 雪蟷螂(ゆきかまきり)

    あらすじ 『ミミズク』『MAMA』に続く、“人喰いの物語”最終譚。 涙氷の降るその山脈で雪蟷螂の女が起つ。 この婚礼に永遠の祝福を。 長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えた様々な思惑が交錯することによって阻まれる。果たして、極寒の地に舞う恋の行方は……。 レビュー なんと苛烈な恋物語。 ああ、物凄いを読んでしまった。 この人が電撃大賞発売月にを出すのは新人受賞作家への嫌がらせだ、間違いない。 それ位に作品としての深みが違う。このレビューで少しでもこのに興味が沸いたら、是非読んで貰いたい。超絶オススメの一冊。 愛する者を喰らうといわれる激情を持つフェル

  • 雪螳螂 - 読丸電視行

    斧よりも剣を選んだ雪蟷螂著:紅玉いづき 画:岩城拓郎 電撃文庫*1和平のため敵族に嫁ぐアルテシア、彼女の影武者ルイ、停戦交渉を成功させたロージア。ファルビエ族の女達は、想い人を喰らうほどに愛して――相手を噛むのはコトの前か後か、人い譚第三弾。 優れた剣の使い手が自分の心の奥底を最も見つめることができるのは、相手と剣で戦っているとき。『神のみぞ知るセカイ』(若木民喜) *2春日楠篇でも言及されていた通り、久しぶりで「勝負して勝つのが落ちる条件」系を読んだような気がします。 当初はアルテシアにルイが献身的に尽くす話か、と思っていたら、思わぬ急展開。アルテシアの見せ場をってしまう大活躍で、人が死んだ後の『影武者』(黒澤明) *3モノというよりは、人が生きたままの『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』(清水邦夫) *4系かも。 三者三様とはいいつつも、雪螳螂と称される激しい愛し方をそれぞれに

  • 雪蟷螂 - うぱ日記

  • 雪蟷螂 - 彼誰と黄昏を彷徨い揺蕩うもの

    雪蟷螂 (電撃文庫) 作者: 紅玉いづき,岩城拓郎出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (100件) を見る ■ ストーリー 極寒の地アルヴァンスト山脈には数多くの民族が住んでいた。 中でもフェルビエ族は苛烈で熱を帯びた強い激情と戦うことが生きがいの民族であり、雪蟷螂と呼ばれ恐れられていた。 特にフェルビエ族の女性は、喰べたいと願うほどに情熱的に男性を愛することでも知られており、雪蟷螂の名を強調するものとして強い象徴の一つとなっている。 美しく・気高く・強く、まさにフェルビエの頂点に相応しい存在である族長アルテシアは、長期に渡る戦争に終止符を打つため、死人狂いと呼ばれるミルデ族の族長との婚礼に望むのだが・・・・・・ 紅玉いづきの「人喰い」最後の物語。 ■ 実は 私は初めてこの人の作品を

    雪蟷螂 - 彼誰と黄昏を彷徨い揺蕩うもの
  • 雪蟷螂 – MOMENTS

    ……雪蟷螂の愛は深すぎる。それが希望でもあり、また等しく絶望のようにも見える。彼女の恋情は……なにかを起こすのかもしれないね。 冬の山脈に暮らすフェルビエ族とミルデ族の間で長きに渡り続いた氷血戦争はこの儀をもって終結を向かえるはずだった。それは、ふたつの部族の族長同士の政略結婚。しかし、フェルビエの族長・アルテシアがミルデ族長・オウガの元を訪れたとき、この約束の儀は何ものかの思惑により阻まれることになる。想い人を喰らう“雪蟷螂”とまで呼ばれるフェルビエの女たち。様々な想いが交錯し、舞う厳冬の山脈の春はまだ遠い。 年に1冊というスローペースながら、相も変わらず魅了されてしまう物語を紡ぐ紅玉いづきの3つめのお話。曰く「最後の人喰いの物語」だとか。 なるほど、最後を飾るにふさわしいお話と感じました。深く深く、激しく激しい、女たちの愛の物語。愛した男を喰らうとまで言われる“雪蟷螂”の女たち。この物

    雪蟷螂 – MOMENTS
  • [読了]雪蟷螂 » だい亜りー

  • 『雪蟷螂』読了 - 積読を重ねる日々

    『雪蟷螂』(紅玉いづき/電撃文庫)読了。 人喰いをテーマにしたファンタジー三部作の完結編。今回もすごく面白かった。一面を白く覆い尽くし、肌を凍りつかせる雪を幻視するかのような美しさと厳しさ、そして裏腹の情熱の血潮を感じさせる作品であった。なによりも美しい。これが重要、と言うかすべてと言ってもいい。人々の愛憎を、あるいは厳しい吹雪の中を、雪山を踏みしめる歩みを、描く描写が美しい。なによりも描写をする文章が美しい。そこには耳を澄ませばびょうびょうと吹きすさぶ風の音が聞こえ、人々の生活を息吹が息づいているようにさえ感じられる。 作者は、その美しい描写を、激しくも哀しい愛にまつわる物語を描くことに注ぐ。憎しみともつかぬ激憤、激情。それらに匹敵する暴風の如き愛。作者が描く愛はそのようなものだ。愛するがゆえに憎しみ、憎しみ合いながら愛し合う。冷たくも激しい雪に包まれた舞台に描かれるのは、そんな激しい物

    『雪蟷螂』読了 - 積読を重ねる日々
  • 雪蟷螂:紅玉いづき - WATERBIRD

    これまでの作品とあわせて三部作だったらしい。富士ミスみたいに、背面にまで表紙イラストが続いている。これは珍しいのでは? スタッフ萌え的にはどうなのだろう。 仲の悪い異民族が族長同士の婚礼で仲良くしようと思ったら邪魔が入りましたよという話。しかしどうもアルテシアさん(個人的イメージは漫画版『皇国の守護者』のユーリア閣下)とトーチカくん(個人的イメージは『ヴィンランド・サガ』のトルフィン)の二人は「言わずもがなのカップル」みたいな感じに描かれていて描写が薄く、むしろ女戦士と前族長のラブロマンスや、影武者と現族長のラブロマンスの方にページが割かれている。トーチカくんとか、もうちょっとかっこいいところを見せてくれれば良かったんだけど。ともあれ、全体的にはさすが紅玉いづきという完成度だったと思う。

    雪蟷螂:紅玉いづき - WATERBIRD
  • 雪蟷螂 - 灰色未成年

    雪蟷螂 (電撃文庫) 作者: 紅玉いづき,岩城拓郎出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 86回この商品を含むブログ (100件) を見る読了。 「そんなわけないわ。あれは私の……」 同僚のようで、戦友のようで、手のかかる子供のようで。 けれど口をついて出た言葉は、全く違うものだった。 「私の、恋敵よ」 涙も凍る冬の山脈。2つの部族間で長きにわたり続いた氷血戦争、その休戦から10年が経った。しかしこの戦いに真に終止符を打つためには、最後の戦が必要だった――。それは、想い人を殺して喰らう”雪蟷螂” と言われるフェルビエ族と、死してなお永遠生を生きるミルデ族の、部族長同士の婚礼だった。 うーん……物足りない。 香辛料10巻とは逆に、ハードルが高すぎたせいか思ったより楽しめませんでした。前作前々作を読んで、魂の叫び的なも

    雪蟷螂 - 灰色未成年
  • 雪蟷螂 : 徒然雑記

    【雪蟷螂】 紅玉いづき/岩城拓郎 電撃文庫 Amazon この物語の舞台を、極寒の山岳地帯に設定するこの人のセンスというか、物語への感性は、やはり凄まじいものがある、うん。 基的にこの人の描く物語というのは童話的な雰囲気のするものなんだけど、その「昔々あるところに」の冒頭で幕開いていく世界観の圧巻の広がりと重厚さがとんでもないんですよね。幻想的でありながら生々しい、不可思議でそそけ立つような舞台に、ページを開いた途端に放り込まれる。 人い三部作と名付けた一連の作品【ミミズクと夜の王】【MAMA】そしてこの【雪蟷螂】そのどれもが共通してその圧倒的な物語の舞台の存在感で読者を飲み込みながら、同時にそのどれもがまったく違う顔で迫ってくるのだからたまらない。 今度の舞台は雪と氷に閉ざされた山間の僻地。まったき白に漂白された唸るような静寂の世界。涙も凍る、冷たい死の世界。 この物語の根幹に流れる

    雪蟷螂 : 徒然雑記
  • 雪蟷螂 - まあいいか。

    Title : 雪蟷螂 Author : 紅玉いづき / Illust : 岩城拓郎 ISBN:9784048675239 / 電撃文庫 紅玉いづきの新刊。雪に閉ざされた山に住まう部族間の争いを書いたお話。対立する2つの大きな部族の有効のため、族長同士が結婚する事になったが、そこに邪魔が...と言う展開。 主人公の女族長・アルテシアの話...のはずなんですが、個人的には先代の族長達の話の方が面白かった気がします。と言うより、この先代たちの後始末と言うか、彼らが残したものを見届けるために、主人公達が奔走したように思いました。秘められた過去を目の当たりにして、自分の気持ちを再度確かめようとするアルテシアの行動は良かった。彼女の影武者・ルイの燃え焦がれるような想いは痛いぐらいに伝わってきたし、守護役・トーチカの信念も分かる。けど、それでも先代たちの話が強烈で、そちらに目を奪われっぱなし。そのお陰

    雪蟷螂 - まあいいか。
  • 雪蟷螂

    長いこと争いを続けてきたフェルビエ族とミルデ族。死の病に瀕した両族の族長達は、戦いに終止符を打つためにそれぞれの子供達を召し合わせる事を約束する。そして父の跡を継いだフェルビエ族の女族長・アルテシアは結婚の儀を執り行うため、2人の従者を従えミルデ族の若き族長・オウガの元にやってくるが… 『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”の第三弾にして最終章。想い人を喰らいたいと願うほど情熱的に愛するという女傑の蛮族・フェルビエと死んだ人々の遺体をミイラとして死後も保存し“永遠生”として信仰の対象とする狂人・ミルデという、凍てついた大地に暮らす対称的な2つの種族を巡る物語。誇り高く凛々しい女族長アルテシアと彼女の影武者で苛烈な“愛”を持つ少女ルイ、アルテシアへの硬い忠誠心と醜い容姿を持つ寡黙な男トーチカ、とある事情からフェルビエに対して嫌悪感を抱くミルデの族長オウガという対照的な4人を中心

    雪蟷螂
  • 雪蟷螂 (電撃文庫) - いつも月夜に本と酒

    「雪蟷螂」紅玉いづき(電撃文庫) 涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を――。 長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えた様々な思惑が交錯することによって阻まれる。 果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。、そして極寒の地に舞う恋の行方は……。 『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。 厳しい冬の山脈に生きる女達の激しい愛の物語。 強烈だった。 舞台の冬の山脈に降る雪氷の嵐のように、厳しく美しいフェルビエ族の女達の生き様にただただ圧倒された。 これまでの二作品は魔物が出てきて文字通りの「人喰い」だったが、今度は人対人。それ

    雪蟷螂 (電撃文庫) - いつも月夜に本と酒
  • 『雪蟷螂/紅玉いづき』

    狭間の広場 ライトノベル中心の感想ブログ。ネタバレ満載 かつ 時々地雷常に辛口。 苦手な方はお気をつけください。 雪蟷螂 (電撃文庫)/紅玉 いづき ¥578Amazon.co.jp 【涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。 この婚礼に永遠の祝福を―――。 長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。 その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。 それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。 しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。 果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。 そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。 『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。】 出てくるのはフェルビエ族の長・アルテシア。 影武者として使えるルイ、アルテシア女王

  • booklines.net - [紅玉いづき] 雪蟷螂

    「けれど、訂正を願いたい。貴方が思い出させてくれた」 笑うことのない雪蟷螂の族長のぎこちない笑みは、白い花が静かにほころぶようだった。 「たった一度だけだが……私も、確かに、この心を灼いたことはある」 蛮族ファルビエと狂人ミルデ族。雪に囲まれた山脈での二つの民族の争いに終止符を打つ政略結婚を直前に控えて、それを阻む出来事が発生し……、というお話。 これは非常に心にくるものがありました。凍てつく寒さの中で描かれる、心を灼く思いに魅せられます。 和平のために身を売る。それを当たり前のように受け止めて約束のときを迎える蛮族ファルビエの美しき女族長アルテシアの姿は、とてもハードボイルドで心情がつかめないが故に、逆に心の痛みを感じたりしてしまうんですが、政略結婚を阻む者がいると知ってからの彼女の姿は、しびれるものがありました。 アルテシアのそばに常にいる身代わりのルイと、近衛兵のトーチカが、信

  • 「雪蟷螂」 - ただ、それじゃ終われないでしょ!

    口づけは一度。 血の味だけがあざやかだった。 忘れるな、と言った。 私は忘れない。名前の代わりに、この口づけを。 こんな想いは生涯で一度きりだとアルテシアは思った。生涯で一度きりのなんだったのか、幼い彼女にはわからず、そして成長を遂げても知ることが出来なかったが。 ようやくわかった。 白い嵐。山脈の風。その中で吹き荒れた、一瞬ではあったけれど。 ――生涯で、一度きりの恋だったのだ。 あらすじ極寒の地・アルスバント山脈で長きにわたって戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その争いに終止符を打つため、先代の族長同士の間で一つの約束が成された。10年間の停戦と、その後の族長同士の政略結婚である。 時は流れ、約束の停戦の期間も終わろうとしていた時分。フェルビエ族の族長・アルテシアは、先代の意思を引き継ぎ、婚礼の準備のためにミルデ族の集落へと向かう。だが、ミルデ族の集落では崇拝の対象である先代の遺

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  • 雪蟷螂: Alles ist im Wandel

    前年と同じく、電撃大賞受賞作と同時発行ってのは嫌がらせか何かかと思ってしまうくらいの内容。 前二作ほど世界的な広がりは見せないものの、 それ故に深く描かれる登場人物らの心情にゾクッと来ます。 序盤から顔を見せている伏線がどのように繋がっていくのかも、 読んでいて気になる上に楽しみなところ。 大体のところは予想通りのものでしたけれど、その過程の物語がすばらしいの一言で。 あー、プロローグのこれってそういう意味だったんだなぁ、とか。 はい、大満足です。 また新作まで一年待つことになるんでしょうが、問題ありません。 むしろ一年待たされることすら楽しみ。 あー、こういう喰らいあうような恋をしてみたいわ。

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