Title : 薔薇色にチェリースカ 3 Author : 海原零 / Illust : ネツマイカ ISBN:9784086304290 / スーパーダッシュ文庫 シリーズ新刊。超名門学校で、妹を護るために自ら嫌われ役を買って出て理事長の使い走りとされている主人公のお話の3冊目です。 理事長の娘・アンが登場して、彼女に絶対服従しなくてはならなくなった主人公ですが、この新キャラ、なるべくなら命令したくない...みたいなスタンスなので、嫌な所が鼻に付く事も無く。ラブコメ要員として話を大いに盛り上げてくれました。面白かったー。 今回の舞台は深夜。女子限定の秘密のお茶会。そこに何故か招かれる男子数人。それを手引きする主人公。場所が超が10個ぐらいつくほどのエリート学校なので、色々と締め付けは厳しいんですが、だからこそ、一回弾けると凄い事になる訳で。かなーり低俗な方向に話が向いてるけど、それが面白
薔薇色にチェリースカ〈3〉 (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 海原零,ネツマイカ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/06/25メディア: 文庫購入: 1人 この商品を含むブログ (14件) を見る読了。 真希も覚えているはずだ。 「っ……、お兄様……」 「いいよ。焦らなくて」 気弱な妹が耳まで真っ赤に染め、ある種の悶えを見せる。 そんな懐かしのワンシーンを……。 チェリースカを巡る地下教会での死闘を終え、3週間が過ぎた。いつものように理事長室に呼び出されたヒロは、とある少女と再会する。それは昨日に窮地を助けたばかりの、アン・フローレンス。――理事長の娘だった。 あー、うん、まあまあ。 面白くないわけじゃないんですが、文章が抑えられていて*1、テンポが悪かったように思います。もう一押しあれば、とは思うんですが……。なんか読み辛いんですよね。行間が空くごとに一人称が入れ替わった
「薔薇色にチェリースカ3」海原零(スーパーダッシュ文庫) チェリースカを巡るヘンゼルとの死闘を切り抜けた理事長の下僕――綺羅崎ヒロは、ひょんなことからその娘アン・フローレンス・ギルコと懇意に。当然彼女にも絶対服従だ。男子禁制のお茶会への参加を命じられれば、例え忍び込んでも使命を果たさねばならない。ただしそこには、一個の男として抗いがたい誘惑も存在し……。大好評第3弾! 今回はいろんな意味で「女の戦い」な内容で女性キャラがよく動くこと。 新キャラの理事長の娘アンはやりたい放題だったし、ついに出てきたあの人も今までのキャラと全く違った味の濃いキャラでなかなかの存在感。残念ながらネコミミ会長は出てこなかったけど。 そんな女性陣の中でチェリースカの見え隠れする女心が最も美味しゅうございました。人外で強くてそういうことには疎そうなキャラなんで、このギャップがたまりませんな。 ただ、話としてはヒロとチ
エロとか萌えとかじゃなくて単なる下ネタだよなぁこれは。『銀盤カレイドスコープ』の頃から片鱗は見せてたけど、だんだん下品になってませんか海原さん。特に暖炉の火を消すくだりは酷すぎると思うw ギルコの娘、アン・フローレンスが登場。ヒロに「命令」ができる時点でラブコメ的には強すぎるタイプ。これでギルコたんと同じような性格だったら良かったんだけどな。ギルコたん可愛いよギルコたん。今回出番少なかったよギルコたん。 ヒロの妹もようやく登場。正統派病弱少女。妹の存在はあからさまにヒロの弱点だけど、それが「レイプされそうになった可憐な美少女」ということになると話が違ってくる。「ヒロが理事長の犬になってるのは妹のため」という話が広まったらヒロの株が上がりませんか。ヒロの理解者が増えて、これまでの四面楚歌な状況からは脱せそうだけど、物語的には中途半端になった感じ。嫌われ者のヒロくんのままでいて欲しい。 チェリ
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