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書評に関するsugimo2のブックマーク (270)

  • 【読書感想】相撲部屋ちゃんこ百景 ---とっておきの話15 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    相撲部屋ちゃんこ百景 ---とっておきの話15 作者: 佐藤祥子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/07/26メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 ちゃんこを通して見えてくる、相撲部屋の魅力が満載! 15部屋の親方や力士に取材をして集めたとっておきの話。部屋の歴史や伝わる味、それぞれの個性的な人間模様を鮮やかに描写した一冊。 ちゃんこを通してみえてくる、相撲部屋の魅力が満載! 親方や力士とちゃんこ鍋を囲みなら、とっておきの「ちょっといい話」を聞かせてもらいました。 それぞれの部屋の歴史や伝わる味、相撲界に生きる男たちの絆やその姿を特と味わってください。 第69代横綱白鵬、推薦の一冊! 「ここに、戦う男たちの汗と涙と笑顔がつまっています」 【収録部屋】 高砂部屋/春日野部屋/玉ノ井部屋/錣山部屋/藤島部屋/武蔵川部屋/宮城野部屋/友綱部屋/伊勢ヶ

    【読書感想】相撲部屋ちゃんこ百景 ---とっておきの話15 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 杉江松恋書評百人組手:その2吉村昭『羆嵐』(新潮文庫) - 杉江松恋は反省しる!

    sugimo2
    sugimo2 2014/01/18
    "ヒトもまた他の生物と同じで捕食の対象となりうるという当然の事実をつきつけられ、六線沢のひとびとは恐慌を来たす。そして逃走が始まるのだ"
  • 12月27日(金) 北上次郎の2013年ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    図書館の魔女(上)』 高田 大介 講談社 2,520円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『図書館の魔女(下)』 高田 大介 講談社 2,730円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS ①『図書館の魔女』高田大介(講談社) ②『深紅の碑文』上田早夕里(早川書房) ③『know』野崎まど(ハヤカワ文庫) ④『愛しいひとにさよならを言う』石井睦美(角川春樹事務所) ⑤『風の王国』平谷美樹(ハルキ文庫) ⑥『七帝柔道記』増田俊也(角川書店) ⑦『金色機械』恒川光太郎(文藝春秋) ⑧『小さいおじさん』尾崎英子(文藝春秋) ⑨『たからもの』北原亜以子(講談社) ⑩『なぎさ』山文緒(角川書店) 今年も日の現代エンタメのベスト10を選んでみた。2013年最大の反省は、『図書館

    12月27日(金) 北上次郎の2013年ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌
    sugimo2
    sugimo2 2013/12/27
    毎年楽しみなのきてた!
  • 【読書感想】善き書店員 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    善き書店員 作者: 木村俊介出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2013/11/13メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (17件) を見る 内容紹介 6人の書店員にじっくり聞き、探った。この時代において「善く」働くとはなにか?500人超のインタビューをしてきた著者が見つけた、普通に働く人たちが大事にする「善さ」――。「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。 この時代において「善く」働くとはなにか? 500人超のインタビューをしてきた著者が、現役書店員6名へのロングインタビューを敢行。 その肉声の中から探し、見つけ、考えた、体を動かし普通に働く人たちが大事にするようになる「善さ」とは――。 「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。 話をうかがいはじめたら……すぐに、ああ、こういうゴツゴツとした手ざわりのある体験そのものを聞きたかったんだよなと

    【読書感想】善き書店員 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    sugimo2
    sugimo2 2013/11/26
    "現場の人たちは「本好きのお客さんは大事にしたいけれど、本好きだけを相手にしていては店が潰れてしまう」という認識を持っている"
  • 【今週はこれを読め! ミステリー編】スパーク短篇集『バン、バン! はい死んだ』にびっくり - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    『バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集』 ミュリエル・スパーク,木村 政則 河出書房新社 2,420円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 読みながら何度も唖然とする瞬間があった。 2006年に亡くなったスコットランド出身の作家、ミュリエル・スパークの傑作短篇集『バン、バン! はい死んだ』(河出書房新社)である。全15編が収められているのだが、各話の色調があまりに違いすぎて、一口で言い表すのが難しい。ミステリーあり、ホラーあり、バカ話あり、法螺話あり、ちょっとしんみりさせるものまであり。 表題作は、シビルという女性の物語だ。1923年のある日、8歳のシビルは自分によく似た風貌のデジレという少女と知り合う。デジレはシビルの1歳上だった。2人は遊び相手なるのだが、早熟なシビルにとってデジレは物足りない相手だった。愚鈍で

    【今週はこれを読め! ミステリー編】スパーク短篇集『バン、バン! はい死んだ』にびっくり - 杉江松恋|WEB本の雑誌
  • 【読書感想】英国一家、日本を食べる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    英国一家、日べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) 作者: マイケル・ブース,寺西のぶ子出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2013/04/09メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (54件) を見る Kindle版もあります。 英国一家、日べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション 作者: マイケル・ブース出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2015/02/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る イギリスの「いしん坊」が服部幸應、辻芳樹 から饗されたご馳走とは? ~べあるきスポット~東京・両国「吉葉」、銀座「壬生」、新宿「樽一」「忍者屋敷」、日橋「タパス モラキュラーバー」、「ビストロSMAP」収録スタジオ、代々木・服部栄 養専門学校/新横浜ラーメン博物館」/札幌「ラーメン横丁」/京都・西洞院「麩嘉」、東山「菊乃井」「いづう」

    【読書感想】英国一家、日本を食べる ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • Amazon.co.jp: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の ドリーさんのレビュー

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  • その話は別の機会に 『知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性』 - HONZ

    採点★★★★☆ じっくり考えることが好きな人にはおすすめ 「理性の限界」の続編。前著と変わらぬ形式で、とっつきにくい科学・哲学について、さくさくと議論が進んでいく。知的興奮を味わいたい人は是非。 書は著者が様々な立場の人間(生理学者、会社員、文化相対主義者など)になりきり、それぞれの立場から様々な命題について議論を進めて行く。議論の中で最も効果的に使われている言葉は、司会者の「その話は、また別の機会にお願いします」であろう。このたった一言で脱線しそうな議論を修正してしまう。まさにスーパーファシリテーターだ。このツッコミともボケとも取れる言葉で、何度も”にやり”とさせられた。 第一章「言語の限界」で取り上げられている『ソーカル事件』(ソーカル事件のWiki)については全くしらなかったが、以前お話を伺った佐山展生さんのお話を思い出した。 「話が分かり難いのは、話す人が質を理解していないから

    その話は別の機会に 『知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性』 - HONZ
  • 書評七福神の三月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 桜前線はあまりにも早く通過してしまったのに、花冷えの天気が続き、もどかしい思いをさせられています。そんな中、三月の七福神をお届けします。お天気がぐずついている分、こっちははっきりと良作をご紹介していきますよ。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 千街晶之 『青雷の光る秋』アン・クリーヴス/玉木亨訳 創元推理文庫 たぶん今年最も賛否両論を呼びそうなのがこの作品だ。イギリス現

  • ライトノベル作家から感想を書く君へ

    赤月カケヤ @kakeya_rapid 読書の感想で「期待しているから、厳しめに点数つけます」と言って、評価を低めにする人がいる。だが、その結果「次が永遠に来ない」ことがあり得るので、「期待をしているのなら評価は高めにしたほうがよい」という意見はどこに言えばいいでしょうか? 2013-04-06 19:21:51 赤月カケヤ @kakeya_rapid タイミング的にいけそうなので、 「読書の感想について、個人的に思うこと」 前提条件として、感想は読者の楽しみ方のひとつであり、作者がそれを壊すようなことがあってはならない、と考える。 2013-04-06 20:17:45 赤月カケヤ @kakeya_rapid だから、「感想見ました」的な作者の発言は基NGだと思う。どんな人間であれ、見られていることを意識すると、音に影響を与える。 ただ、実際に作者とコミュする楽しみ方もあるとは思う。

    ライトノベル作家から感想を書く君へ
  • 出版不況の解法として読む『本の声を聴け』

    棚を編集する」という仕事を見ていると、いま出版業界が直面している問題を解くヒントが見える。それは次の二点に集約できる。 年百冊読む一人よりも、年一冊読む百人の“パイを増やす” そのために、最大公約数の書棚に人を集めるよりも、人が集まる場に応じた棚をあつらえる 自転車操業な台所事情と、どの書店でも似たような書棚になっていることは、同じ根っこにある。年々膨れ上がる出版点数の実体は、前のの赤字を後ので埋める「自転車操業」が作り出した現象だ。結果、売場に並んでいる時間は相対的に短くなり、少しでも「動きが悪い」=「売れない」と判断されたは、取って代わられる。 この返のサイクルが早すぎるため、棚づくりまで手が回らず、取次からパターン配されたものを「並べるだけ」の場所になっているのが、今の書店だ。出版点数が多い割に、似たようなばかり並び、棚の魅力が失せている原因は、ここにある。屋の棚か

    出版不況の解法として読む『本の声を聴け』
    sugimo2
    sugimo2 2013/04/02
    「年百冊読む一人よりも、年一冊読む百人の“パイを増やす”」
  • 「新興国」同期生の米国は、日本に何を見たのか。:日経ビジネスオンライン

    世界で850万人が読むビジュアル月刊誌「ナショナル ジオグラフィック)」は、1888年にアメリカで創刊して以来、今年で125周年を迎えます。このナショジオ誌に、2012年までに掲載された日関連の特集63すべてを集大成した写真集が、『ナショナル ジオグラフィックが見た 日の100年』です。 ナショジオ誌に初めて日の記事が掲載されたのは、創刊から6年後の1894年12月号のこと。当初は写真入りの記事が少なく、初めて日の写真が掲載されたのは、1896年9月号。1896年6月、三陸大津波に襲われた岩手県釜石の惨状でした。そして最近掲載されたのは、2011年3月、東日大震災による大津波に襲われた、宮城県南三陸町の写真です(2012年2月号)。 津波に始まり、津波に終わるこのを通して見ると、地震や津波、火山噴火などの大災害や、戦争に何度も見舞われながらも、日はその都度、短期間で力強く復

    「新興国」同期生の米国は、日本に何を見たのか。:日経ビジネスオンライン
  • なぜ大どろぼうホッツェンプロッツは死なないのか? - 虚無回転レシーブ

    この物語は自分のために書かれたに違いない。不思議とそんなふうに感じる作品がある。そう感じるかどうかというのは、面白い面白くないという感覚と必ずしも対応しているわけではなくて、例えば鴎外も漱石も面白いけれど、鴎外の作品を読んで自分のために書かれたというふうに感じることはまずない。これが漱石になると、自分のために書かれた感がかなり強くなる。これは読む時の年齢によってもまた違う感覚があるのだろうし、もちろんこういう感覚というのは人それぞれにあって、それぞれに愛着のある作品というのがあるんだろうと思う。 オトフリート・プロイスラーさんが亡くなられた。 →「オトフリート・プロイスラー氏死去=ドイツ児童文学作家」 小学生のとき、従兄弟の家で『大どろぼうホッツェンプロッツ』を読んだ時、これは自分のために書かれたんじゃないかと気で思った。主人公のカスパールと仲良しのゼッペルは当の友達のように思えたし、

    なぜ大どろぼうホッツェンプロッツは死なないのか? - 虚無回転レシーブ
  • 書評七福神の一月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 一月の七福神です。年が明けてから大雪の日があったり、強風に身を削られる思いをしたりと、外出がめんどくさくなる日々が続きました。こういうときは暖かい室内でぬくぬくしながら読書に励むのもいいですね。さあ、今月もさっそくご紹介しましょう。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 吉野仁 『六人目の少女』ドナート・カッリージ/清水由貴子訳訳 ハヤカワ・ミステリ 連続猟奇殺人を扱ったイ

  • [書評]日本人はなぜ貧乏になったか?(村上尚己): 極東ブログ

    自民党総裁に安倍晋三氏が返り咲いた当初、奇異な目で見られていたその経済政策、通称アベノミクスだが、比較的短期間に多くの人から支持されてきたようだ。理由は単純。安倍首相がアベノミクスを掲げただけで円高が止まり、株価が上がり、実感としてもこれから日経済が前向きになってくる期待が醸成されたからだ。 それはいいとしよう。では、実際に、アベノミクスの内実がどれほど理解されているというと、どうだろうか。なかなか難しそうだ。メディアで活躍された経済専門家もしばしばとんちんかんな説明をしたり、どうでもいい賛否両論でお茶を濁したりする。その点、書「日人はなぜ貧乏になったか?」(参照)は、アベノミクスの要点を、いわば想定問答集のようにして、通説の誤りを逐次指摘する形式で明確にまとめている。解答集の虎の巻といった趣向である。 重要な論点の一つは、長期に渡り日経済を蝕んできた「『デフレ』の正体」である。第

  • 『移民の宴』 外国系日本人たちの知られざる食生活 - HONZ

    高野秀行の魅力は高い親和力だと思っている。ノンフィクション作家は好奇心が強いのは当たり前。しかし相手のことを無視して、自分の取材のためだけに突き進み、相手に嫌われるまでになるのは、作品としてすごいと思っても、ちょっと嫌だ。 大学時代に怪獣さがしに行ったデビュー作『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)からその態度は全く変わっていない。好奇心はいっぱいで、何か異質なもの、奇異なもの、知りたいものに果敢にアプローチしながら、最初はどこか奥ゆかしい。相手や同行する仲間に気を遣い、ちょっとしたことでも“エライ”“すごい”“感動した”と子供よりも素直なのだ。そしていつの間にか輪の中に入ってしまい、取材なんかはそっちのけで、自分から楽しんでしまう。それが彼の文章からにじみ出ているのだ。 新刊『移民の宴』でもその様子は変わらない。書では「隣に住んでいる外国人はいったい何をべているのか?」という素朴な疑問

    『移民の宴』 外国系日本人たちの知られざる食生活 - HONZ
  • シロクマさんの本の感想 - 24時間残念営業

    2012-12-11 シロクマさんのの感想 こんぬづわ……もう……アレだ……づがれだ……。 というわけで、めでたくお役立ちと認められたMK2です。仕事の効率アップにはうんこのしかた、欠かせませんね。昔からよくいうではありませんか。早メシ早グソ武士のたしなみ、と。男子たるものその心は常に戦場にあるがごとし。いざ鎌倉となったそのあかつきにはうんこする。そういうことだと思うのです。 で、今日のエントリはシロクマさんのの感想です。どうでもいいことなんですが、ハンドルネームの由来はこういうことだったわけですね……。あと人ののことうんこの直下に置いたことに関してはまことに申し訳なく思っております。 さて、大前提の話になりますが、おもしろかったです。つまらないは最後まで読めません。寝る前に少しずつ読みつつ、最後は長風呂しつつ一気に最後まで読んで、気がついたら出勤15分前でそれから急いで股間とか洗

  • [書評]式の前日(穂積): 極東ブログ

    以前ネットで話題になって、おそらくそのせいだと思うけど、アマゾンなどでもしばらく品切れで、今見ると数日待ちの状態。アマゾンの数日待ちは当てにならないので放置し、いずれ読む機会があるだろうと思ったが、昨日出先の書店で平積みだったので買って読んだ。 最初にお断り。 以下、ネタバレがあります。ネタバレと言うべきなのかという、それ以前の問題もあるけど、このコミック未読の方は、以下を読まないほうがいいかもしれません。 それと、この作品を諸手で絶賛している人がいるのは知ってます。けなすとか評価が低いということではまったくありませんが、絶賛以外の感想は許せないというタイプの人は以下、スルーしてください。また帯に「”泣ける”読み切り6篇」とあるのですが、私はそうは読んでいません。 正直にいうと、そう読むことが評価にならないようには思っています。 *  *  * 作者についても、またこの作品の周辺的な話につ

  • [書評]ムツゴロウ4部作: 極東ブログ

    動物おじさんとして有名なムツゴロウさん、つまり畑正憲さんには、不思議な陰影というか、いわゆるペット愛好の人とも、また動物研究家とも違うなにかを私は感じた。その関心から彼のを読んだことがある。 最初は、マンボウシリーズの北杜夫さんを真似ている部分があるのだろうと思った。実際は真似ということはないが、ムツゴロウさんとしては北杜夫さんを文筆活動の一つの目標としていた時期がある。両者とも軽くユーモアなタッチの奥に深い人間洞察を秘めている。北杜夫についてはある意味、文学の血脈とでもいうのか、その父から、そしてその娘さんまでけっこう気になって追ってきた。ムツゴロウさんについてはいわゆる文学的な視点とは違うものを感じて、追跡が難しかった。 北杜夫と畑正憲の違いは、北の「どくとるマンボウ青春記」(参照)と畑の「ムツゴロウの青春記」(参照)の両書を読むだけで、心のそこにずんと来る響きに違いがあることがわか

    sugimo2
    sugimo2 2012/11/03
    子供の頃読んだっきりだけど面白かった記憶。いつか再読する。
  • 書評七福神の七月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 伊調馨が三連覇を果たしたのを確認しながらこの項を書いています。オリンピック開催期間ということでついつい読書時間を観戦に奪われがちな今日この頃ですが、翻訳ミステリマニアは今月もいきますよ。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 吉野仁 『天使のゲーム』カルロス・ルイス・サフォン/木村裕美訳 集英社文庫 大ベストセラー『風の影』を読み、気に入った方ならば必ずや大満足することだろ

    sugimo2
    sugimo2 2012/08/09
    『鷲たちの盟約』面白そう。