米メリーランド(Maryland)州ロックビル(Rockville)にあるモンゴメリー(Montgomery)郡ピッカード・ドライブ健康センターで、新型インフルエンザA型(H1N1)のワクチン接種に長蛇の列をつくる人びと(2009年10月21日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB 【11月7日 AFP】米国内で5日、新型インフルエンザA型(H1N1)に感染すると最も重症化しやすい子どもや妊婦に優先接種されるはずのワクチンが、ニューヨーク・ウォール街(Wall Street)に集まる金融企業に配布されていると報じられ、激しい非難が巻き起こっている。 ニューヨーク市衛生局によると、米金融大手のシティグループ(Citigroup)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)はワクチンの供給を申請した。各社は大量の従業員を抱えるう