今日は、久留米大学の公開講座で、話す機会があった。 久留米というと、モヒカンラーメンの久留米である。 でも、博多は天神のサテライトキャンパスで喋ったので、実は、一幸舎な久留米大学である。 今回は、金子さんが他界してから、初めてWinny事件を語る機会であった。 私が伝えたかったのは、ITの知識でも判例評釈でも無い。1人の弁護士として、自分の信じる正義の為に何をしてきたかである。 参加者は年配の方も多く、ITということで、身構えるかと思ったが、そんなことはなかった。良い意味で裏切られた思いである。 それが嬉しかった。 しかし、彼を10年かけて大学に戻して、たった半年であった。あまりに短すぎる期間である。彼は、どのように思い、どのように過ごしたのだろうか。 まだまだ、金子さんの死を冷静に話するということにはならないようである。 いろいろと申し訳ない。 私は、彼のために闘い、彼の人生を変えること