米下院の「アフリカ、世界保健、人権に関する外交小委員会」で北朝鮮の強制収容所について証言する元被収容者の金恵淑(キム・ヘスク、Kim Hye Sook)さん(2011年9月20日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB 【11月25日 AFP】北朝鮮の強制収容所に28年間にわたって収容されていた女性が23日、スイスで開かれた国際会議で、収容所内での公開処刑の様子や飢餓状態などについて貴重な証言を行った。 ■13歳で収容、銃殺見学させられる 金恵淑(キム・ヘスク、Kim Hye Sook)さんは13歳のとき、両親が収容されていた「第18号管理所」と呼ばれる政治犯収容所に送られた。そこでは、収容された人びとが「犬よりもひどい扱い」を受け、強制労働を科され、看守たちに虐待されていたという。 2001年に釈放され、現在は韓国で暮らしている金さんは、スイスのジュネーブ(Geneva)で開かれた北朝鮮