（PDF）東京大学工学・情報理工学図書館 選書ジュニアTAおすすめブックリスト
工学・情報理工学図書館 平成26年度 選書ジュニアTA 推薦図書リスト ◆コメント◆ 題名の通り、パターン認識や機械学習の教科書 として有名な『パターン認識と機械学習』（略名 PRML）の副読本です。図や丁寧な説明はある ものの、書かれている数学の内容は必ずしも分 かりやすくないPRMLを補足する形で、理解に必 要な数学的知識や数式変形の詳細が書かれて います。PRMLを読もうと思っている人は是非一 緒に借りてみて下さい。 （電子情報工学科） 【数学】 ◆コメント◆ 信号処理の参考書を探してみると、フーリエ変換・ 解析だけに絞られていたり、ウェーブレット変換の みを扱っているだけのものが多く、万遍なく網羅し ているものは少ない。本書では、信号処理の重要 事項が過不足なくまとめられている。例題や演習 問題、及びその解答も付属しており、参考書兼演 習書としてこの1冊で済むので、初学者は勿論、一
精密機械工学科教員が新入生に薦める本 | 中央大学
良書を読むための条件は，悪書を読まぬことである． 人生は短く，時間と力には限りがあるからである． （ショーペンハウエル） ナノスケール・ミクロスケールから見えるビッグな世界，新藤斎編著，中央大学出版部 「マックスウェルの悪魔の実現」が第1章の題目である．均一な温度になっている部屋の中央に扉付きの仕切りを設け，その扉の開閉を空気分子が見える悪魔に任せると，悪魔が速度の速い分子と遅い分子を仕分ける結果，部屋の片一方の温度は上昇し他方は下がるという，均一な温度から温度差を作り出すという話である．この話は熱力学第2法則を破るので有りえない話である．そもそも，機械をどんなに効率良く動かそうとしても必ずエネルギーロスが生じる（効率100％はあり得ない）ということも第2法則が主張しているので，第2法則を破ることができるなら効率100％の機械をつくることもできる筈で，第1章はそんな話を実現するという題
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