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インフレーション理論に関するebmgsd1235のブックマーク (2)

  • 第5回 波長10億光年以上の重力波

    ずいぶん深いところまで、話は進んできた。 専門的な記事なら、WMAPの成果だけでもこの何倍もの言葉を費やして、解析の方法などに進みたいところだが、ここではそこまでいくだけの「紙幅」も、ぼくの能力もない。 ただ、WMAP衛星で得られた宇宙の「音波」を図示しておくのは、ぼくなんぞよりももっと探究できる人にとっては有益だろうし、音響学など宇宙には直接関係ない分野の研究者にとっても興味深いかもしれない。下記の図がまさにそれ。 WMAPが観測した宇宙背景放射から得たパワースペクトル、つまり、宇宙の晴れ上がりの時に放たれた光に刻印された音波の情報を、周波数ごとに分解して強度を示したものだ。横軸が周波数、縦軸が強度(ただし単位はケルビン(絶対温度)の2乗になっている)。1つ目のピークの位置から宇宙年齢などがわかり、ピークの高さからは暗黒物質の密度などが分かる。またこの2つの情報を組み合わせると、宇宙の膨

    第5回 波長10億光年以上の重力波
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2014/07/03
    「そこからどうやって宇宙が加熱され、ビッグバン宇宙が始まったのか。つまり、どうやってこのエネルギー源が熱に変わったのか」その後の宇宙の晴れ上がりは38万年。その残響?空間のゆがみが重力波として飛び交う
  • 第2回 宇宙にシワがあるのはなぜなのか

    小松さんがこれまでかかわってきた仕事の多くは、「宇宙背景放射」にかんするものだ。 これは文字通り、宇宙の背景に満ちている放射。2.7ケルビン、つまり地球上の日常感覚では絶対零度に近い厳寒だが、それでもゼロではない。この巨大な宇宙は一定の「温もり」に満ちている。現在の我々の宇宙では、2.7ケルビンに相当する光がどこにでも飛んでいる、と言ってもいい。 「宇宙背景放射が発見されたのは1965年です。電波望遠鏡での観測で、どの方向からも入ってくるノイズが見つかったんです。ノイズ源などいくらでもありますから、観測していた人は、最初は地球大気からのものですとか、検出器の電気的なものなど、ありとあらゆるものを疑っていたんですが、どうしてもそれが残ってしまうんです。ちょうどその頃に、宇宙には背景放射があるはずだと予測した理論があって、これがそうじゃないかということになったわけです。すぐに別の波長でも観測さ

    第2回 宇宙にシワがあるのはなぜなのか
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2014/07/01
    温度のゆらぎ、それは1ケルビンの10万分の1というスケールの宇宙背景放射、「のっぺりした成分の上に乗った10万分の1のさざ波ですね。それが宇宙のシワの正体」だ。宇宙に刻印された痕跡、量子のゆらぎ、物質の起源。
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