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QAに関するhigh190のブックマーク (7)

  • イギリス:大学代表側の提言により、3つの高等教育の支援組織が統合へ

    イギリスの高等教育機関の代表団体である、英国大学協会(UUK)※と高等教育カレッジ連合(GuildHE)が設置した調査グループは、2017年1月31日に高等教育の支援組織(質保証機関や統計機関等)に向けた提言を報告書で公表している。この提言の一つとして指摘された、高等教育平等推進組織(Equality Challenge Unit:ECU)、高等教育アカデミー(Higher Education Academy:HEA)、高等教育リーダーシップ財団(Leadership Foundation for Higher Education:LFHE)の3つの組織の統合について、2017年12月15日に各組織の理事会が合意に達した。この統合により、組織間の業務の重複の解消や新しいビジネスモデルの設立が期待されている。 提言を発表した調査グループについて 調査グループは、高等教育機関の支援組織について

    イギリス:大学代表側の提言により、3つの高等教育の支援組織が統合へ
  • 欧州:教員に求められる新たなFD、「デジタルコンピテンス」の習得

    1.欧州におけるデジタルコンピテンス デジタルコンピテンスとは、2006年に欧州議会及び欧州連合理事によって提案された生涯学習のためのキーコンピテンスの一つであり、仕事やプライベートといったあらゆる場面でのコミュニケーションにおいて情報社会技術を十分に利用するための能力である。これは、情報を検索及び発信したり、インターネットを通じてコミュニケーションをとったりする基的なICTスキルを前提としている。 一方で、デジタルアジェンダ・スコアボード2015によると、EU人口の40%が十分なレベルのデジタルコンピテンスを有していないばかりか、そのうちの22%はインターネットも使っていない状況だという。 2.欧州委員会によるデジタル世代の学習者支援 デジタルコンピテンスをより普及させるため、欧州委員会は2013年、「市民のための欧州デジタルコンピテンス枠組(DigComp)※1」を開発した。また、学

    欧州:教員に求められる新たなFD、「デジタルコンピテンス」の習得
  • フランスにおける世界大学ランキングへの考え方

    THEランキング2018ではTOP100にランクインしたフランスの高等教育機関は、Paris Sciences et Lettres – PSL Research University Parisの1機関のみであるなど、世界大学ランキングにおけるフランスの国際競争力や知名度は高くない。 フランス政府は、この状況を打破するため、高等教育・研究法(2013年)の制定等により、大学の統合や、大学と同様の法人格を持った学術共同体※1の設立を促進してきた。現在、学術共同体として教育課程や研究活動の連携を行うことで、国際的認知度向上に向けた取組みが行われているが、実際にランキングにはどのように反映されているのか。フランスの監査機関がまとめた報告書が発表された。 フランスの監査機関である国民教育研究行政監査総局(IGAENR)及び財務監察総監(IGF)が、大学統合や学術共同体設立と世界大学ランキングの関

    フランスにおける世界大学ランキングへの考え方
  • マレーシア高等教育計画2015-2025の発表

    原典:Executive Summary Malaysia Education Blueprint 2015-2025 (Higher Education)(英語) 2015年4月7日、マレーシアのDatuk Seri Najib Razak首相は、マレーシア高等教育計画2015-2025(Malaysia Education Blueprint (Higher Education): MEBHE)を発表した。当計画は、2007年に発表されたNational Higher Education Strategic Plan Beyond 2020 (NHESP)の後継である。当計画はマレーシア教育省のウェブサイトに掲載されている。 マレーシアが海外からの留学生を多数受け入れることに成功している現状を踏まえつつ、新たな時代に求められる革新的な科学技術やイノベーションを創造できる人材の育成に主眼

    マレーシア高等教育計画2015-2025の発表
  • 学部海外留学の意思決定- 出身国によって多様な影響

    原典:The UK Higher Education International Unit英語) 英国高等教育国際ユニット(The UK Higher Education International Unit)は、2015年12月9日に調査研究レポート「International Undergraduate Students: The UK’s Competitive Advantage」を発表した。 学部学生の海外留学市場における英国の競争優位性について考察することを目的とし、留学の満足度や意思決定に影響した要素を問う国際的な学生調査「International Student Barometer: ISB」(i-graduate社)の結果が英国高等教育国際ユニットによって分析された。 海外留学の意思決定に何が影響したか ISBは、英国に留学した学部1年生1万人以上を対象に、留学先大学

    学部海外留学の意思決定- 出身国によって多様な影響
  • 魅力的な欧州留学-エラスムス・プラスで多様性に触れる

    グローバル化が急速に進む現在、文化や言語、考え方や習慣等の多様性に対する理解が今後さらに必要とされるコンピテンスであることは言うまでもありません。しかし、とくに日においては、このような多様性に触れられる機会はそう多くないのが現状です。 欧州委員会(EC)が実施するエラスムス・プラスをご存知でしょうか。プログラムは、その前身となるエラスムス計画が開始された1987年以来、助成対象を欧州圏内から欧州以外の国・地域に拡げるなど、さまざまな変容を経て2014年から現在の体制となった、欧州圏屈指の留学支援等の助成金プログラムです。その名称は、「デジデリウス・エラスムス」というネーデルランドの哲学者に由来します。彼は欧州各地を訪れ、著名な知識人との交流を深めるとともに、その生涯で研究を続けたと言われ、まさにプログラムの趣旨を体現した人物でした。 エラスムス・プラスは、主に欧州圏内の学習者・研究者の

    魅力的な欧州留学-エラスムス・プラスで多様性に触れる
  • 評価制度への雇用者の参画―卒業後に活かせる学びをともにデザインする

    欧米では、高等教育やその評価について、産業界からの意見を反映させることが求められています。 米国では、大学の教育プログラムを評価する「専門アクレディテーション」が実施されており、そこでは各分野の産業界からの専門家(技能者や雇用者等)が評価機関の意思決定に参加し、評価基準を策定・改訂したり、訪問調査チームに参加したりと、多様な方法で参画しています。また欧州では、例えばバルト三国のエストニアでは、大学の教育プログラムを評価する「プログラムグループ評価」が実施されており、訪問調査の一環として雇用者面談を行い、学習成果を判断するためにその卒業生の特徴を聞いたり、教育機関へフィードバックするため対象プログラムへの意見を聞いたりしています。 こうした動向の背景には、各国の社会経済事情があります。米国では学費が高騰し、教育ローンによって高等教育を受けた学生の債務返済能力、つまり卒業生の学習成果・就業力が

    評価制度への雇用者の参画―卒業後に活かせる学びをともにデザインする
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