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publicationに関するflorentineのブックマーク (38)

  • 続「書物における明治二十年問題/橋口 侯之介

    はその複合的な価値と維持性の故に、なお伝存している。他方、大量生産で江戸の屋業を壊滅させた近代の活字出版業も黄昏を迎えた。活字の制約から離れた「出版」業をゼロから再構築するという仕事が現在の出版人に課せられている。活字の電子化に何か意味があるように考える人がなお少なくないが、近代によって失われた江戸出版の豊かさ(多様で奥の深い書物観)こそ、インターネットを前提とした次世代の出版が復活すべき価値であろう。(編集子解題) 続「書物における明治二十年問題:「とは何か」の答えは、和から見えてくる 近代社会が失ったもの 明治ご一新があったその時でなく、20年かけてじっくり和的人間関係は壊れていった。進化すぎた江戸の屋業では残念ながらその動きに抵抗できなかった。 価値観の変動、政策、技術といった背景はあるものの、やはりこれは「人」の問題である。江戸から明治へ出版人がそっくり入れ替わった背

  • 「書物における明治二十年問題」3/橋口 侯之介

    活字に「中毒」してもそう害はないが、活字を「信仰」するのは好きとは言えない。は活字以前にも存在したし、活字と共存し、日では長い間、活字出版を圧倒する存在だったのである。活字を信仰するのは自由だが、それを他人に押し付け、多様性を許さず、デジタル技術が拓いている可能性に背を向けるとしたら問題だ。橋口氏が提示する非活字出版の豊かな世界は、21世紀の出版が進化すべき方向を示唆しているように思える。(編集子解題) 「書物における明治二十年問題」3/橋口 侯之介:活字信仰からの脱却 「活字信仰」 書物とは、紙に印刷された「もの」という意識が強い。印刷の象徴が活字で、「活字文化」=書籍ということになっている。読書離れといわずに「活字離れ」という。1980年代に書籍の印刷は電算写植になり、活版印刷はとっくに消え去ったにもかかわらず、このように表現するのはグーテンベルク以来、活字こそ書籍に革命をもたら

  • 書物における明治二十年問題/橋口侯之介

    この貴重な論考は、ポスト・グーテンベルクを考える新しい企画の出発点として、著者の橋口侯之介氏に転載を快諾いただいた。千年の歴史を持ち、近世に繁栄を極めた和のエコシステムはこの年を境に壊滅に向かい、金属活字印刷による近代出版業に道を譲った。その「近代」の象徴さえもデジタルによって相対化されようとしている現在、ひとつの文明の終わりを画した「明治二十年」の意味は、いまこそ振り返るべきだろう。そこで何が起き、何が失われたのか、ポスト・グーテンベルク問題との接点は何か? まずは予断をもたずにご一読いただきたい。(編集子解題) 中世の職人から近世の商人へ 中世以前から、を製作し、売買する職業があったことを縷々述べてきた。 そこに経師(きょうじ) の果たす役割が大きかったことも指摘してきた。を出す主体が寺院であっても、その周辺にいた細工人である経師が実際の製作から売買する商人的仕事もこなしてきたの

  • 「書物における明治二十年問題」をめぐって/鎌田

    「書物における明治二十年問題」は、私たちが「紙かデジタルか」などという不毛な近視眼的見方を抜け出し、書物の歴史をふまえた創造的な議論に進んでいく重要な手がかりを与えている。フォーラムでは、これを出発点として前進すべく、橋口侯之介さんと小林龍生さんと鎌田による「鼎談」を企画した。これがさらに分岐を生み、リンクを広げて新しい「書物」の実験にもなることを期待している。まずは鎌田が受け止めたことをまとめておく。(鎌田) 「明治二十年問題」をめぐって:ポスト・グーテンベルクへの視点  鎌田博樹 「この明治期の変化は、二十一世紀の書籍が電子化されていこうとすることの予兆でもある。千年の和歴史に対して近代以降の書籍はたかだか百二、三十年の歴史しかない。それがもう終わりを始めようとしている。それも変化のスピードが速い。たんなるデバイスの変化ではなく、制度的な底流から変わっていこうとしていることを見る

  • 珍書・奇書を出し続ける出版社 :: デイリーポータルZ

    月にいちど、「おまかせ書店」という企画をUSTREAMで実施している。 「1000円で仕事に役立つ」や「2000円以内で彼女が家に来たときにテーブルの上にあるとかっこいい」などのリクエストに応じてを送る企画だ。立川にあるオリオン書房ノルテ店を閉店後借りて行っている。 ちょっと狙って変わったを選んだりするのだが、そうすると特定の出版社ばかりになることに気づいた。 国書刊行会という出版社だ。 (林 雄司) 変わったを選ぶとたいてい国書刊行会 11月のUSTREAMできちんと紹介したのは20冊程度なのだが、そのうち3冊が国書刊行会のだった。約1/6が国書刊行会である。メジャーな出版社をさしおいてこの比率の高さはなんなのか。 オリオン書房はよそで見かけないが多いので買って帰ったり、気になってあとから買うことが多い。そうして買ったを家で見返してみたらやっぱり国書刊行会だった。

    florentine
    florentine 2010/12/14
    国書刊行会、大好き!! 『未来の文学』第四期五期と延々出していただきたいです!
  • 出版社から出ることで同人誌はどう変わったか? - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

    はじめに 『英国メイドの世界』へのAMAZONレビューでいただいた「平易で十全」や「今までにあった家事使用人研究のどの文献よりも読みやすい」と評価していただけたことは、自分にとって響くものでした。同人誌から品質を上げていく際、講談社BOX編集部と共に最もこだわった部分だからです。 読者の方には「読み、感じたことがすべて」です。制作側の意図は評価対象となりませんが、「同人版との違い」「出版社で出すことで得られたこと」を自分として確認する目的で、以下に今回の講談社BOX版で目指した「読みやすさ」を実現するために何をしたかを記します。 『英国メイドの世界』は2つの意味で、私がこれまで多くの研究書を読む中で感じたことや、同人誌を作る中で研鑽したことを踏まえた理想を追求しました。 ・1.日に存在しないでかつ、初心者だった頃の自分が読んで楽しめる ・2.物理的に読みやすく、読んだ内容が頭に残るこ

    出版社から出ることで同人誌はどう変わったか? - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん
  • 出版大手10社中8社が減収に 「出版・取次・書店総倒れ」 帝国データバンク調査

    帝国データバンクが11月1日まとめた出版業界の2009年度決算調査によると、出版社の売上高上位10社のうち、8社が減収だった。出版、取次、書店の3業種とも、2期連続減収の企業が2期連続増収の企業を上回っている状態で、「出版業界総倒れの様相を呈している」という。 売上高が1000億円を超える集英社、講談社、小学館のトップ3はそろって減収。3社の減収は2期連続だった。講談社、小学館と光文社は2期連続で最終赤字に陥っており、文藝春秋も最終赤字に転落した。一方、女性向け雑誌などが好調な宝島社は上位10社の中で唯一、2期連続で増収・最終黒字だった。 調査した620社のうち、2期連続で減収だったのは249社と40.2%を占めていた。一方で、2期連続で増収だった出版社も106社(17.1%)あった。減収傾向の一方で、赤字が続いている出版社は少なく、2期連続黒字を計上したのは400社と64.5%を占めた。

    出版大手10社中8社が減収に 「出版・取次・書店総倒れ」 帝国データバンク調査
  • さくらのレンタルサーバ

    florentine
    florentine 2010/10/29
    サヴォナローラの「ルネサンス・フィレンツェ統治論」など。あとで全部みること!
  • ガストン・ガリマール - Wikipedia

    ガストン・ガリマール(Gaston Gallimard、1881年1月18日 - 1975年12月25日)は、フランスのガリマール出版社の創業者。20世紀のフランス文学の振興に貢献した。 生涯[編集] ポールとリュシーとの長男としてパリに生まれた。家は9区、サント=トリニテ教会の真南にあった。母方の曾祖父が富を築き、祖父の代から金利で暮らし、父ポールは、稀覯や印象派絵画の収集家であった。 1891年、10歳のとき、コンドルセ高等中学校(Lycée Condorcet)に入った。ジャック・コポー、ジュール・ロマン、マルタン・デュ・ガールらが同窓だった。バカロレア資格を取れず1898年学校を去り、無職の、遊び人の日々を送った。 20歳過ぎ、劇作家ロベール・ド・フレール(Robert de Flers)の秘書となり、記事を代筆することもあった。1907年ごろ、カルヴァドス県の別荘にヴァカンスを

  • ガリマール出版社 - Wikipedia

    ガリマール出版社(ガリマールしゅっぱんしゃ、Éditions Gallimard)は、フランスを代表する出版社の一つ。1911年創立。フランス文学の振興に寄与し、フランスに、世界の文学を紹介している。 小史[編集] 1920年代まで[編集] 1908年から新フランス評論誌を出していた、アンドレ・ジッドらの編集同人が、図書の出版のため、ジッド、ジャン・シュランベルジェ(フランス語版)、ガストン・ガリマール出資の合名会社、『新フランス評論出版社』(Édition de La Nouvelle Revue Française) を、1911年[1]パリ6区に設立した。まず、ポール・クローデル、ジッド、フランシス・ジャム、サン=ジョン・ペルス、ジュール・ロマン、ポール・ヴァレリー、マルセル・プルースト、ジャン・ジロドゥらの作品を出版した。 第一次世界大戦後の1919年、『新フランス評論出版社』は株

    ガリマール出版社 - Wikipedia
    florentine
    florentine 2010/10/25
    わたしが生まれて初めて覚え(させられ)た出版社名。父が『星の王子さま』を片手に、ガリマールがりまーる、と煩かったのだ。
  • プレイヤード叢書とは - わかりやすく解説 Weblio辞書

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 16:17 UTC 版) プレイヤード叢書(La Bibliothèque de la Pléiade)は、パリのガリマール出版社刊行の、フランス文学を主とする、世界文学全集。『プレイヤード版』、『プレイヤッド叢書』などとも呼ばれる。選定した作家の、全作品(?必ずしも全作品ではない)を収録する。日からは、谷崎潤一郎が取り上げられている。 ^ Pleinevie.fr (2017年12月8日). “Qui sont les auteurs publiés de leur vivant dans la Pléiade ?... - Pleine vie” (フランス語). www.pleinevie.fr. 2019年8月27日閲覧。 ^ “Verbatim. António Lobo Antunes :

  • 絶版本の注文OK 三省堂が「オンデマンド」の製本サービス - MSN産経ニュース

    三省堂書店(東京都千代田区)は今秋、店頭でデジタルデータから洋書や絶版などを印刷、製して販売するサービス「三省堂書店オンデマンド」を、神保町店(同区神田神保町)で始める。国内では初の試み。大量のデータを保存し、いつでも取り出せる「電子書籍時代」だからこそ可能となった書店の新サービスとして注目を集めそうだ。 店頭で1冊から注文が可能で、インターネット上の「グーグルブックス」で公開されている知的財産権のない洋書約300万点が利用できる。日の書籍についても、デジタル化されている絶版や品切れなどをラインアップに加えられるよう、出版社に協力を呼びかけている。 印刷・製には、米オンデマンドブックス社製「エスプレッソ・ブック・マシン(EBM)」を利用。従来の「オンデマンド印刷」サービスは、一定の注文数が集まらなければ印刷できず、手に届くまで時間がかかったが、EBMは1冊につき数分で自動的に

  • 国民読書年記念ロジェ・シャルチエ氏講演会「本と読書、その歴史と未来」 | イベント情報 | 国立国会図書館-National Diet Library

    国立国会図書館では、フランスからロジェ・シャルチエ氏をお招きし、講演会を開催します。シャルチエ氏は、印刷文化・出版・読書歴史に関する数多くの著書を発表され、現在、コレージュ・ド・フランス(フランスを代表する高等教育研究機関)の教授として講座「近代ヨーロッパにおける書かれたものと文化」を担当されています。年が国民読書年であることに鑑み、読書歴史とその将来について伺います。講演に引き続き、フランスを中心とした西洋近現代史をご専門としシャルチエ氏の著書の訳書も発表されている福井憲彦学習院大学学長と、シャルチエ氏、長尾真国立国会図書館長による鼎談を予定しています。多くの方のご参加をお待ちしています。 ※関西館には講演会の模様を、東京からテレビ中継いたします。

    florentine
    florentine 2010/08/08
    「本とは何か。古代のメタファー、啓蒙時代の諸概念、デジタルの現実」ロジェ・シャルチエ氏(コレージュ・ド・フランス教授)平成22年 9月7日(火) 14:00 ~ 17:00 (13:30より受付開始)
  • 国会図書館が書籍全文検索の実証実験 参加出版社を募集

    国会図書館は7月20日、書籍全文検索の実証実験を行うと発表した。書籍データからテキストを抽出し、図書館内で検索できるようにする実験などを、来年2~3月ごろに行う予定で、参加する出版社や印刷会社を募集している。 書籍のDTPデータや電子書籍データからテキストを抽出して汎用フォーマット化し、図書館利用者が検索できるようにしたり、出版社などサービスプロバイダ向けにAPIで提供するといった実験を想定。書籍データを提供する出版社・印刷会社を8月31日まで募集している。 来年1月までに実験用システムを構築し、2~3月に実験を実施して結果を取りまとめる予定だ。 関連記事 国会図書館と出版社、書籍全文検索を実験へ 国会図書館が複数の出版社と、書籍全文検索の実験に向けた検討を進めている。 公共性とビジネスの狭間で 国会図書館、書籍電子配信の取り組み Googleブック検索問題が波紋を広げる中、国会図書館が電

    国会図書館が書籍全文検索の実証実験 参加出版社を募集
  • 読書も“バリアフリー” 大活字や白黒反転本続々(産経新聞) - Yahoo!ニュース

    文字の大きい大活字やページの白黒が反転したが人気を集めている。従来は視覚障害者の需要が中心だったが、高齢化社会の到来を迎え、読み手の底辺が広がっている。出版社なども連携し、作品のタイトル数も一気に増加。現代作家の話題の小説やミステリー、ビジネス書など、幅広い作品を楽しむことができるように。読書の“バリアフリー化”が進んでいる。(宮田奈津子) [フォト]電子書籍当に便利か 日人は紙のへの愛着が深く… 今年1月にオープンした「誰でも図書館」(東京都千代田区)には、『鬼平犯科帳』(池波正太郎)や『沈まぬ太陽』(山崎豊子)など、人気小説の大活字が並んでいる。「年をとり、目が疲れやすくなった」という高齢者の来館が多いという。 弱視や視力が低下した場合、明朝体では横線が見えにくい傾向にあり、文字はすべてゴシック体。文字の大きさは3種類あり、人気の22フォントは約7・5ミリ角で新聞文

  • ハーレクイン対フェミニズム

    1 はじめに 1963 年, 時代を画する 1 冊のアメリカで出版された。 Betty Friedan の The Feminine Mystique。 平凡な結婚生活を送っていた女性が, ある時ふと, その何不自由ない結婚生活の中に息苦しさを覚えるようになり, 自分は当に幸福なのだろうか, これ以上のものを人生に期待するのは間違っているのだろうかと自問し始める。 そんな女性の覚醒の瞬間から筆を起こしたこのが, 女性を家庭の中に閉じ込めようとする父権制社会の構造を暴き出し, 女性の自立を促して, 1960 年代後半から 1970 年代にかけて盛んになる女性解放運動の先駆けとなったことは, 既に常識の内と言ってよいだろう。 つまり 1963 年という年は, 新世代 (第 2 波) フェミニズムの誕生を歴史に刻む, 記念すべき年なのだ。 だが 1963 年という年は, 女性と結婚にかか

    florentine
    florentine 2010/06/09
    直接関係ないかもしれないけど、「安心」して読めるステロタイプな物語を好むのは別に「女性」だけの特徴じゃない、とも言えるしなあ。イロイロ考える。
  • 子どもの読書量は増加中。年間240万部!大人の知らないミリオンセラー講談社「青い鳥文庫」:青葉哲郎のスマイル航海日誌:オルタナティブ・ブログ

    先日知人が、ブランド研究で知られる田中洋教授の講演で、世界に類を見ない「児童向け文庫のマーケティング成功事例」を聞いたとのこと。大変興味深かったのでご紹介します。 今年で創刊30周年を迎える講談社の「青い鳥文庫」は、ユニークなマーケティング手法で、年間240万部を売り上げています。 青い鳥文庫は、1980年に古典作品の少年少女向け文庫版として出発し、90年代からオリジナル作品の制作を開始したところ、初版10万部のヒット作品が生まれ(村上春樹の初版に相当!)部数はこの5年で150%に増加。その理由は何なのかというと… ①じつは子供の読書量は増えている 毎日新聞の調査によると、ひと月の平均読書量は、小学生8.6冊>中学生3.7冊>高校生1.7冊という順番。近年子供の読書量は微増傾向にあります。 ②ターゲット設定 読者層は「ヤングアダルト」と呼ばれる小学3年生から中学1年生で、女子が80%。世界

    子どもの読書量は増加中。年間240万部!大人の知らないミリオンセラー講談社「青い鳥文庫」:青葉哲郎のスマイル航海日誌:オルタナティブ・ブログ
  • 殊能将之 on Twitter: "欧米の作家はよくわかってるよね。“文学的”ポルノなんて絶対書かない。書くときはもろにポルノで、しかも変名・地下出版"

    florentine
    florentine 2010/05/29
    「欧米の作家はよくわかってるよね。“文学的”ポルノなんて絶対書かない。書くときはもろにポルノで、しかも変名・地下出版」もりおーん!w いや、笑い事じゃなくて。出版の、文化的歴史的背景とかあるのかなと。
  • ローマン体欧字活字の歴史と明朝体漢字活字の歴史 - 日本語練習虫

    @i_mediator 様 ロバート・モリソンの『五車韻府』が、オンラインで参照できてしまうとは、ありがたくも恐ろしい世の中になったものであります。 1820年版: http://books.google.co.jp/books?id=6zkOAAAAIAAJ&ots=c-EQnG9uX-&dq=Morrison%20Chinese%20Dictionary&pg=PP2#v=onepage&q&f=false 1865年版: http://www.archive.org/stream/dictionaryofchin00morr#page/n11/mode/2up さて、Robert Morrison『A Dictionary of the Chinese Language: Chinese and English arranged according to alphabetically

    ローマン体欧字活字の歴史と明朝体漢字活字の歴史 - 日本語練習虫
    florentine
    florentine 2010/05/19
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  • 河上肇賞(募集・選考終了) | 藤原書店オフィシャルサイト

    明治から昭和にかけて、経済学・文明論・思想・歴史から文学評論・時論まで、学者として、文人として、またジャーナリストとして、幅広く論を展開した河上肇(1879-1946)。その歿60年を機に創設された「河上肇賞」の応募作品を募集いたします。 賞は河上肇についての研究に対して授与するものではなく、上記のような河上肇の業績に該当する領域の作品で、狭い専門分野にとどまらない広く今日性を備えた視野に立ち、かつ散文としてもすぐれた仕事を顕彰して、将来の飛躍を支援することにより、ゆくゆくは多くの優れた書き手が鎬を削る場を生み出すための一助となればと考えております。 時代と格闘し、新しい世紀の日と世界を担う未来の論客の、多数の応募をお待ちしております。

    河上肇賞(募集・選考終了) | 藤原書店オフィシャルサイト
    florentine
    florentine 2010/05/18
    「時代と格闘し、新しい世紀の日本と世界を担う未来の論客の、多数の応募をお待ちしております。」id:SIMPLETONさんへ