タグ

ブックマーク / realsound.jp (10)

  • プロパガンダに満ちた講習の様子が アグニエシュカ・ホランド『人間の境界』本編映像公開

    5月3日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開される映画『人間の境界』の編映像が公開された。 作は、2021年にベラルーシがEUの混乱を狙いポーランド国境に大量の難民を移送した事態を受け、ポーランドとベラルーシの国境で「人間の兵器」として扱われる難民家族の過酷な運命を描いた群像劇。『ソハの地下水道』『太陽と月に背いて』『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』などのアグニエシュカ・ホランドが監督を務めた。 公開されたのは、隣国から送り込まれてくる難民を敵視する、ポーランド国境警備隊によるプロパガンダに満ちた講習の様子を捉えた編映像。 2021年、ベラルーシ政府の策略により大勢の難民がポーランド国境へと送り込まれるが、ポーランドの国境警備隊は非人道的な仕打ちのすえ彼らをベラルーシへと押し戻し、ベラルーシも再びポーランドへと戻す……と両国が難民を押し付け合う事態となっていた。物語の中心とな

    プロパガンダに満ちた講習の様子が アグニエシュカ・ホランド『人間の境界』本編映像公開
    florentine
    florentine 2024/05/19
    “ですが私は、痛みを伴うような難しい選択が強いられる重要な問題や、時には解決不可能な問題に取り組むために闘わないのであれば、芸術を作ることに意味はないと感じるのです」”
  • 『ポプテピピック』は制作サイドにとっても“声優ガチャ”!? 進化した第2期の裏側に迫る

    2022年10月シーズンのテレビアニメは、注目シリーズの続編や人気マンガ原作の作品がひしめき合う、豊作シーズンと言われる。 そんな中でも特別な異彩を放つのが、『ポプテピピック TVアニメ―ション作品第二シリーズ』だろう。2018年に放送された第1期は、前後半で声優を入れ替えたり、数多くの個人アニメーション作家が多彩な作風を披露したり、ブラックジョークも辞さない姿勢で大きな話題となった。 第2期について制作者たちはどんな気持ちで臨んでいるのか、シリーズ構成・シリーズディレクターを務める青木純氏(スペースネコカンパニー)と神風動画パートの制作進行を務める柴崎大輔氏に話を聞いた。 「第1期でやり切ったつもりでいた」 ――作の第2期製作が決まった時、青木さんはどうお感じになりましたか? 青木純(以下、青木):第1期の後にテレビスペシャルがあった時「ああ、まだ終わらせるつもりはないんだ」とすでに思

    『ポプテピピック』は制作サイドにとっても“声優ガチャ”!? 進化した第2期の裏側に迫る
    florentine
    florentine 2022/10/29
    “ギリギリまで待って時事ネタや新鮮なネタをできるだけ取り入れたものにしようという狙いがあって、あえて放送日直前に収録をしているんです。しかも、実際声優さんたちご本人にVTuberのシステムでキャラクターを動”
  • 斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」

    斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」 美しく華やかな舞台で多くのファンを魅了する紅華歌劇団は、100年の歴史をもち、未婚の女性だけで構成されている。そんな歌劇団の人材を育成する紅華歌劇音楽学校に、「オスカル様」に憧れる天真爛漫な渡辺さらさと、元・国民的アイドルの奈良田愛ら、40名の少女が第100期生として入学した――。 未来のスターを目指す少女たちの青春群像を描く『かげきしょうじょ!!』は、斉木久美子による大人気マンガだ。2012年に「ジャンプ改」(集英社)で連載が始まり、同誌の休刊後は「メロディ」(白泉社)に移籍して物語は継続されている。今年7月には最新11巻が発売、そしてTVアニメも放送が開始された。新刊リリースとアニメ化、また漫画家生活25周年といくつもの節目を迎える斉木久美子氏に、『かげきしょうじょ!!』に

    斉木久美子が語る『かげきしょうじょ!!』制作秘話と作家生活25年の歩み 「“もう終わったな”と一度は思いました」
  • 『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」

    1月10日ごろからTwitterでバズリ、一気に大ブレイクした『PUI PUI モルカー』。作は1月5日からテレビ東京系列「きんだーてれび」内で放送が開始された、ストップモーション(コマ撮り)アニメーションのショートシリーズである。 稿では昨年12月18日に開催された配信イベント「1月放送開始!注目のパペットアニメ『PUI PUI モルカー』と監督・見里朝希の世界」から一部を記す。ショート系の作品は長編映画や30分枠のテレビシリーズなどに比べると、事前の露出が限られてしまいがちなだけに、ブレイク前夜を窺える数少ない資料になった。 登壇したのはラッパーの宇多丸氏、監督の見里朝希氏。進行は宣伝プロデューサーの山和宏氏が務めた(宇多丸と見里が話すのは今回が初めてとのこと。ちなみに2016年の第10回TOHOシネマズ学生映画祭にて、宇多丸は「ライムスター宇多丸×学生」と題された学生実行委員と

    『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」
  • メリル・ストリープのカリスマ的パフォーマンスも 『ザ・プロム』が示す社会の変わるべき方向性

    アメリカの高校生が卒業前に参加することができる、学校主催の伝統的なダンスイベント「プロム」。それをそのままタイトルとした映画『ザ・プロム』は、人気ミュージカルを基に豪華な俳優陣が出演する作品だ。 製作・監督を務めたのは、高校の合唱部を題材とした大ヒットTVドラマ『glee/グリー』や、『アメリカン・ホラー・ストーリー』などのヒットシリーズを続々と世に送り出しているライアン・マーフィー。そこに、メリル・ストリープ 、ニコール・キッドマンなどのオスカー獲得俳優、ジェームズ・コーデン、キーガン=マイケル・キーなどのコメディ俳優、『ヘアスプレー』や『ジャージー・ボーイズ』の舞台にも出演したアンドリュー・ラネルズなど、歌って踊れる楽しいキャストを集結させている。 しかし「プロム」という行事は、ときに保守的な文化の象徴として語られる場合もある。基的に男子生徒と女子生徒のカップルが参加するプロムは、ア

    メリル・ストリープのカリスマ的パフォーマンスも 『ザ・プロム』が示す社会の変わるべき方向性
  • 「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力”

    「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力” 作家・星野智幸が新作『だまされ屋さん』を上梓した。谷崎潤一郎賞受賞作『焔』以来、約2年ぶりとなる作は、古希を迎えた母・秋代と、それぞれに人生の問題を抱えた3人の子どもたち(優志、春好、巴)を中心に、現代の日における家族、社会の在り方を様々な視点から捉えた作品。多くの人が生きづらさを感じている現在において、他者との連帯、前向きな関係性を作るためのヒントに溢れた家族小説だ。 南米文学的マジックリアリズムを取り入れた作風で知られる星野だが、『だまされ屋さん』では幻想的な要素を排し、リアリズムだけで小説全体を構築。延々と繰り広げられる会話とモノローグによって、登場人物たちが自身の問題に向き合い、言葉を獲得していくまでを丁寧に描いている。「混迷はさらに深まるだろうけど、いつかは底を打つ。そ

    「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力”
  • 漢 a.k.a. GAMIが語る、ラップと日本文化の接点「ヒップホップはタテとヨコが混ざったナナメ社会」

    漢 a.k.a. GAMI『ヒップホップ・ドリーム』刊行インタビュー 2015.07.09 17:40 鎖グループ代表、ヒップホップグループ・MSCのリーダーであり、日語ラップを牽引するラッパー・漢 a.k.a. GAMIが6月末に初となる自伝『ヒップホップ・ドリーム』をリリースした。手書きのリリックと共に綴られたのは、売春婦と警察と不良がうごめく新宿ストリートで育った漢 a.k.a. GAMIの「ヒップホップ哲学」である。浄化されていく東京、ラッパー達との出会い、ビーフ、ストリート・ビジネス、そこで語られたのは、リアルな証言からなるヒップホップシーンのドキュメントでもあった。漢 a.k.a. GAMI独自の視点で見る、インテリと問題児、地方と東京、日アメリカカルチャーの交わり、さらに宣戦布告のように暗部を暴いたかつての所属レーベル・Libra Recordsとの関係について迫った

    漢 a.k.a. GAMIが語る、ラップと日本文化の接点「ヒップホップはタテとヨコが混ざったナナメ社会」
  • ダフト・パンクのグラミー賞パフォーマンスは、なぜ“歴史的事件”だったのか

    今年のグラミー賞で、なんといっても最大の話題を集めたのはダフト・パンクだろう。もちろん主要2部門含む5部門制覇という受賞結果も快挙だが、音楽ファンにとってその何倍ものインパクトと感動を与えてくれたのが、当日の彼らのライブパフォーマンスだった。そもそも、ダフト・パンクがテレビに出演するのはこれが6年ぶり(2008年、同じくグラミー賞でカニエ・ウェストのパフォーマンス中にサプライズ出演して以来)。ライブ自体も、4年前に盟友フェニックスのニューヨークでのライブにサプライズ出演したのが最後。昨年も、『ランダム・アクセス・メモリーズ』リリース直前に開催されたアメリカのコーチェラフェスティバルや、何故かオーストラリアの田舎町で行われた世界最速リスニングパーティーに姿を現すのではないかという噂が世界中で飛び交ったが、結局現れることはなかった(なのに、同時期に開催されていたF1のモナコ・グランプリのピット

    ダフト・パンクのグラミー賞パフォーマンスは、なぜ“歴史的事件”だったのか
  • (2ページ目)ビヨンセが世界の音楽ビジネスを変える――事前告知なしで新作発売の狙いとは? - Real Sound|リアルサウンド

  • ビヨンセが世界の音楽ビジネスを変える――事前告知なしで新作発売の狙いとは? - Real Sound|リアルサウンド

    12月13日(金)日時間の午後14時、アメリカ時間でちょうど日付が変わった瞬間に音楽ファンが驚く出来事が起こりました。世界でもっとも支持を集めるR&Bシンガーのビヨンセが、なんの前触れもなく突然ニュー・アルバム『Beyonce』をiTunes Store独占で世界同時発売したのです。 この“サプライズ・リリース”は、SNSやブログ系ニュース・サイトを中心にインターネットを爆発的に盛り上げ、まったく費用をかけずにマーケティング/宣伝することを狙っています。またiTunes Storeがアメリカで一番の音楽小売業者になったことで、最大公約数のユーザーへの販売方法としても無駄がなく、さらにアップル社に絞った箝口令を敷くことができたからこそ実現した企画なのです。 注目の新人として話題を集めたR&Bシンガー、フランク・オーシャンが昨年7月に発表したデビュー・アルバム『Channel ORANGE』

    ビヨンセが世界の音楽ビジネスを変える――事前告知なしで新作発売の狙いとは? - Real Sound|リアルサウンド
  • 1